2025/09/24 プレスリリース

FormX、シードラウンドで総額1.3億円を調達 〜ジェネシア・ベンチャーズをリードに、千葉道場ファンドならびにCFOエンジェル陣が参画〜

株式会社FormX(本社:東京都品川区、代表取締役:時田 知典、以下「FormX」、読み:フォームエックス)は、シードラウンドにおいて総額1.3億円の資金調達を実施しました。リード投資家はジェネシア・ベンチャーズ、これに加えて千葉道場ファンド、および複数のCFOエンジェル投資家が参加しています。本調達により、「ディスクロージャー・プラットフォーム」の開発推進と組織基盤の強化を加速します。

FormXについて

FormXは、「ディスクロージャー[*1]に、新たなギアを。」をミッションに掲げ、経理・IRの担当者向けに新しいディスクロージャー・プラットフォームを開発しています。

代表の時田自身が、上場会社や上場準備会社、監査法人で感じたディスクロージャー領域に関する課題を解決するために2023年に創業しました。現在は、上場会社6社、未上場会社3社とPoCを進めております。ディスクロージャー領域に長年携わってきた知見を活かし、現場起点で「使えるプロダクト」を提供します。

[*1]ディスクロージャーとは:
ディスクロージャー(Disclosure)とは、企業が投資家や株主などのステークホルダーに対して、経営状況や財務情報を適切に開示することを指します。日本では有価証券報告書や決算短信、適時開示といった書類が該当し、金融庁(EDINET)や東京証券取引所(TDnet)を通じて公開されます。ディスクロージャーは、単なる法的義務ではなく、企業の透明性を高め、資本市場における信頼を築く重要な仕組みです。

プロダクト開発の背景

日本のディスクロージャー制度は、諸外国と比べ重複した内容の開示が多く存在したり、直近ではリース会計基準の改正やサステナビリティ開示、人的資本開示等の対応、英文開示の対応など実務負荷が高い業務です。ディスクロージャー領域とAIの相性は非常に良く、開示文書は定型的なテキストデータが中心であるため、AIが得意とする領域です。それにもかかわらず効率化が進んでいない背景には、制度要件として必須となるXBRL[*2]の対応が存在します。

FormXは、AIを活用しながらXBRL書類の提出が行えるようにするため、フルスクラッチでディスクロージャー専用エディターを開発しています。2025年10月からXBRL書類の提出が行えるようになる予定です。ここからさらにディスクロージャー業務の効率化を促進するために、今回調達した資金を活用し開発の速度を上げてまいります。

[*2]XBRLとは:
XBRLとは、決算短信等の各種財務報告用の情報について、その作成・流通・利用の促進を可能とするために、XBRL Internationalによって国際的に標準化された電子開示に適したコンピュータ言語です。

プロダクト機能(一部)

  • 有価証券報告書や決算短信等の文書作成及び提出(XBRL文書としてEDINET・TDnetへの提出が可能)
  • AIによる開示書類の和文ドラフト生成
  • AIによる開示書類の自動翻訳

プロフェッショナルサービス

  • 決算支援(四半期・期末決算、単体・連結・開示・子会社管理)
  • 上場準備に伴うⅠの部・各種説明資料の作成
  • 決算早期化支援
  • 英文開示支援
  • 適時開示書類の作成代行(臨時報告書含む)

資金調達の概要と使途

調達金額:

1.3億円

株主:

  • ジェネシア・ベンチャーズ(4号ファンド 第1号案件、リード投資家)
  • 千葉道場ファンド(4号ファンド)
  • CFOエンジェル投資家9名

資金使途:

  • エンジニアの採用強化
  • ディスクロージャー・プラットフォームの開発強化
  • 情報セキュリティの強化
  • デザインパートナー拡大と導入支援

投資家

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ

General Partner 鈴木 隆宏

General Partner 鈴木 隆宏:
このたびFormX社にリード投資させていただけたことを大変嬉しく思います。代表の時田さんは、公認会計士としての専門性に加え、スタートアップでの豊富な経験を持つ稀有な存在です。何よりも、そのガッツと柔らかな人柄に強く惹かれました。決算や開示といった財務・IR領域には、まだ大きなデジタル化の余白が残されており、FormX社が挑むテーマには大きなポテンシャルがあります。共に未来の企業情報開示の「あたりまえ」を築いていけることを楽しみにしています。

Investment Manager 黒崎 直樹:
この度ジェネシア・ベンチャーズからリード投資をさせて頂きました。Horizontal SaaSが世に普及してきた中においても、決算や開示という財務・IR領域はデジタル化が進む余白が存在し、日進月歩のAIとプロダクト開発技術に精通した新興プレイヤーが開拓出来る大きな市場が存在すると捉えています。 代表の時田さんは公認会計士出身。SmartHRを始めとするスタートアップ企業での勤務経験を経て起業に至った実践派の人物で、その高い専門性と戦略眼は一流で高いポテンシャルを持つ起業家だと信じてます。市場と起業家、双方の観点で魅力的なFormXの旅路に共に歩む機会を頂戴し、大変身の引き締まる想いです。時田さん、共に頑張っていきましょう!

千葉道場株式会社

千葉道場ファンド ジェネラル・パートナー 廣田 航輝:

開示領域の法制度やデータ形式は複雑極まりなく、「その領域は大変」そんな声が聞こえてくる領域ほどチャンスは眠っているものだと思います。 そんな中、時田さんの「開示、決算領域でやり切りたい」と事業のお話と熱い想いをお伺いし、投資を決めさせて頂きました。 力強い応援団の皆様とともに、FormXのまだまだポテンシャルの高い開示、決算領域へのチャレンジをご一緒させてもらえることを嬉しく思います。

CFOエンジェル投資家

  • Sansan株式会社 取締役/執行役員/CFO 橋本 宗之氏
  • 元 株式会社SmartHR 取締役CFO 玉木 諒氏
  • 株式会社プログリット 取締役CFO 谷内 亮太氏
  • newmo株式会社 Co-founder / 取締役CFO 武藤 健太郎氏
  • PIVOT株式会社 社外取締役、株式会社ヘラルボニー 財務戦略アドバイザー、コクヨ株式会社 財務戦略アドバイザー 星 直人氏
  • note株式会社 取締役CFO 鹿島 幸裕氏
  • 株式会社mov 取締役CFO 諸見里 卓氏
  • 株式会社Stack コーポレート本部長 東 陽亮氏

代表について

株式会社FormX 代表取締役
公認会計士 時田 知典

コメント
私は、上場企業やスタートアップでの経理・財務・経営企画、そして監査法人での監査を通じて、ディスクロージャー業務に長く携わってきました。自分自身もこの領域で苦しみ、夜遅くまで作業に追われる現場を経験してきた一人です。
FormXは、そうした非効率や不透明さを減らし、本質的ではない作業に取られてしまう時間を、人が本来注力すべき仕事に振り向けられるようにするために立ち上げました。今回の資金調達を機に開発を加速し、ディスクロージャーに関わる方々が少しでも楽になれるように取り組んでまいります。

経歴
公認会計士試験に合格後、上場会社の経営管理部門で経理業務(単体・連結・開示・子会社管理)を経験。有限責任あずさ監査法人(KPMGジャパン)で大手エネルギー業界を中心として監査業務に従事。1社目のスタートアップでは、大手ゲーム会社にM&Aされた会社に入社し、親会社へのレポーティングや事業計画の作成、KPI管理等の経営企画業務を行う。2社目のスタートアップでは、コーポレート担当執行役員としてバックオフィス部門を管掌し、バックオフィスの立ち上げやエクイティ(シリーズB)・デットでの資金調達を経験。SmartHRに入社し、内部統制構築・全社PJマネジメント・内部監査や監査等委員会などのガバナンス機関の立ち上げなど幅広くPJに従事。


フロントエンドエンジニアの採用強化中!

FormXは、フルスクラッチでエディターを開発しています。エディターでは、金融庁のシステムであるEDINET及び東京証券取引所に提出するためのTDnetに提出する際にXBRLというタグを付与して提出を行う必要があり、開発・ドメインの難易度が非常に高い領域です。

このディスクロージャー専用エディターを開発する経験豊富なフロントエンドの方を募集しています。

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会社概要/問い合わせ

社名:株式会社FormX
代表取締役:時田 知典
資本金:8,650万円
所在地:東京都品川区西五反田2丁目19-12
事業内容:SaaS事業、プロフェッショナルサービス事業
URL:https://formx.co.jp/

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